これぞ築地のイイトコ取り鍋！ - 築地魚河岸・浜焼きBBQテラス

冬の築地魚河岸BBQテラスと言えば、『鍋』！

全国から鮮度の高い食材が集結する築地だからこそ、いつもと一味違う鍋をお楽しみ頂けます。
特に冬に旬を迎える食材は鍋料理に最適なものが多く、牡蠣やカニ、ブリにフグ、あんこう、などなど想像するだけで美味しい鍋になりそうですね＾＾

ということで、今回は、『築地ならではの鍋レシピ』を築地の目利きのプロたちにご協力頂き、考案したものの一つをご紹介致します。
ぜひ築地BBQ＆鍋をお楽しみ頂く際の参考にしてみてくださいね♪

鍋レシピ考案の様子は、日テレ『every.特集』でもご紹介頂きましたので、気になる方は上記YouTubeをご覧ください。

『しゃぶしゃぶ出汁のすゝめ』

まずは、しゃぶしゃぶから。出汁は、今回、築地場外市場にある創業明治25年という養老の昆布専門店である吹田商店さんのおススメで『利尻昆布』をチョイス！
香り高く清澄で上品な味わいの出汁が取れるそうで、早くもわくわくしますw。
※吹田商店公式HPはこちら⇒https://www.tukijisuitakonbu.com/

■POINT！

昆布は冷水の時点で鍋に入れ、沸騰しないように注意しながら火にかける。
昆布の量は、BBQテラスで用意している鍋のサイズであれば、15cmくらいにカットした利尻昆布を1枚でOK。
昆布は鍋の最後まで入れっぱなしで大丈夫。もちろん食べることも出来ます。

『かんたん自家製ポン酢のすゝめ』

まさに築地ならでは！その場で自家製ポン酢を作ってみました。ユズやスダチでも代用出来ますが、使用したのは、橙（だいだい）という柑橘果物です。
この果汁を絞って醤油を加えるだけのシンプル自家製ポン酢が、しゃぶしゃぶにとっても合います。醤油の量は、お好みですが、果汁3：醤油2を目安に調整してみてください。

『いざ、しゃぶしゃぶを堪能』

今回、築地魚河岸、鮮魚の名店である築地京富さんにもご協力頂き、しゃぶしゃぶ用に『ホタテ』、『ブリ』をご用意頂きました。さらに、築地にっぽん漁港市場にある新潟中央水産市場さんで入手した『生ズワイガニ』も加わり冬ならではのしゃぶしゃぶを堪能しました！
しゃぶしゃぶを進めるほどに、どんどん具材の出汁も鍋つゆに加わっていきます。もちろん、これらの食材はお刺身でも頂けますので、まずはお刺身から味わい、しゃぶしゃぶとの違いを楽しむのもGOODです。

■POINT！

ホタテは、食べやすいサイズに繊維方向に沿った縦カットがおススメ。（カットの仕方で食感が全く異なります。）
カニは生ズワイガニのむき身になっているポーションがおススメ！冷凍の場合は、開封せずにパックごと流水にかけて解凍しよう。
刺身としゃぶしゃぶの味わいや風味の違いを楽しんでみよう。

『しゃぶしゃぶから鍋へと進化』

昆布としゃぶしゃぶの具材から染み出た出汁が、旨味たっぷりの鍋つゆに進化！いよいよオリジナル築地鍋を堪能しようっ！
具材はお好みですが、白菜、ネギ、えのき、しめじと言った定番野菜やお豆腐、豚バラに加え、築地京富さんが冬のおススメ具材として、なんと白子（タラ）、牡蠣を鍋用具材として用意してくれました。今年は白子が安くなってるんだそうです（驚）。たっぷり白子鍋とは、なんとも贅沢＆豪華ですねｗ。もちろん、しゃぶしゃぶで残しておいた具材もあります♪

今回ご紹介の築地鍋は、最終的にはキムチ鍋へと進化するのですが、キムチ投入の前に旨味たっぷり鍋つゆで築地鍋を味わってみました。

■POINT！

しゃぶしゃぶで使用したうまみたっぷり鍋つゆに、お好みで醤油、日本酒を加え味を調整。（日本酒を加えることで旨味やコクがUP）
白子は優しく水洗いし一口大にカット。その後、塩水に付け軽く混ぜることでぬめりを取ると下処理完成。（今回は特別に築地京富さんの店主が、ぬめり取りから湯通しまでプロの技で下処理してくれました。＾＾）
鮮度抜群！築地食材たっぷりの昆布だし鍋を堪能しよう！この後は、さらにキムチ鍋に進化！