一度はやってみたい!豪快!伊勢海老のまるごと焼き!

盛り上がること間違いなし!豪快丸焼き!

築地で海鮮BBQやるなら、贅沢に豪快なにやりたいですよね。例えば、伊勢海老をまるごとコンロにドーーン!!!と。盛り上がること間違いなしです! このレシピを参考にしていただいて、ぜひ伊勢海老の丸焼きにチャレンジしてみてください。

-準備するもの-

・伊勢海老(またはオマールエビ・ロブスター)
・塩、レモン、醤油

-作り方-

  1. 築地のお店で新鮮な伊勢海老を仕入れます。
    ※BBQで丸焼きにすることを伝えると、お店の方がサイズや予算の相談に乗って下さいます。
    また、その場でそのまま〆てくれますよ!
  2. ケガ防止のため、軍手をはめてから、伊勢海老をつかみ、コンロの上にそのまま乗せます。
    この時、お腹の面を下にして置きます。
  3. 待ちます。
    しばらくそのままじっくりじっくり全体を焼いていきます。
    全体がムラなく焼けるように、動かしながら焼きます。焼けてきたら、香ばしいいい香りがし始めます。
    お腹の面が赤くなり、焦げ目がついたら、裏返しにして、またしばらく待ちます。
    オマールエビやロブスターの場合ははさみの部分もしっかり焼いていきます。
  4. 全体が焼けたら捌きます。
    捌き方は、豪快に。ジブリで見たことあるかと思います。あのイメージで、頭と胴体を真っ二つにへし折ります。
    伊勢海老は焼きたてでアツアツ+トゲがあるので必ず軍手をつけてから、掴んでください。
    軍手を付けたら、勢いよくバリっと折ります。
    伊勢海老特有のい~い香りがたまりませんっ。アツアツのミソや汁が弾け飛んでくる可能性がありますので、くれぐれもお気をつけください。
    真っ二つに折って胴体を引き抜いたら、お腹側の薄い殻に沿って切れ目を入れると殻を簡単に剥くことができます。
    焼きたてのぷりっっぷりの身にお好みで塩や醤油をつけてお召し上がりください。

※腕力で真っ二つにできない場合は、包丁で切ります。
包丁の刃先を、伊勢海老の胴体と頭の間に入れて一周回すように切り込みを入れると、 力業じゃなくてもスポっと抜くことができますよ!

伊勢海老の旬は?

伊勢海老の旬は11月~3月になっています。
伊勢海老には資源確保のために禁漁期間が設けられています。初夏から夏の間が産卵の時期となっているため禁漁となっています。
産地によって禁漁期間は異なっていますが、伊勢海老の名産地の三重県は
5月1日~9月30日の間が禁漁期間となっており、10月1日~4月30日までの期間が漁期となっています。

おいしい伊勢海老の選び方は?

決して安くない高級食材の伊勢海老。買うならやっぱり一番鮮度が良くて身が詰まっていておいしいものを買いたい!!と思いますよね。築地のお店で買う際には、お店のプロの方に聞くのが一番です。希望の調理法に一番適したサイズのものを選んでくれます。なので、ここから下の情報は聞き流す程度に参考にしていただければと思います。

伊勢海老は

・胴体がしっかりしていて胴回りが太いもの
・色は黒みがかった赤褐色のもの
・持ち上げたときに尾の先端が内側に曲がるもの
・胴と腹の継ぎ目のあたりが黒っぽく変色していないもの

が新鮮といわれています。

参考にしてみてください。

*ちょっと得する豆知識*

オマールエビとロブスターって書いてあったけど、何が違うの?というお声が聞こえてきそうな気がしましたので。。。。
オマールエビと、ロブスターですが、何を隠そう ”全く同じもの” です。
ん?と思われるかもしれませんが、違うのは名前だけなのです。
「オマール海老」はフランス語、「ロブスター」は英語での呼び方になります。
もう一つ驚きなのは、海外では「伊勢海老」のこともまとめて「ロブスター」と呼ばれているそうですよ。
また、余談ですが、オマール海老(ロブスター)は不老の生物といわれているのはご存じでしょうか。
甲殻類は、成長につれて脱皮をしますよね。ほとんどの生き物は脱皮の際に脱ぐのは「現在の固い殻 のみ」ですが・・・・
オマール海老(ロブスター)はなんと!!!
脱皮の際に殻と一緒に内臓も新しいものに一新するのです。
そのため、脱皮のたびに内臓もろともリセットされるので、不老 と呼ばれています。