松茸の焼き方
-準備するもの-
・まつたけ
・すだち
・醤油
-焼き方-
- 築地のお店でおいしい松茸を仕入れます。
- 土がついている場合は落とします。
※香りが薄れてしまうので水洗いは厳禁です。汚れがある場合は、軽く濡らしたキッチンペーパーで汚れの部分だけを軽く拭いて落とします。 - 石づきの部分を落とします。
※なるべく落とす部分は最小限に!鉛筆を削る感じで石づきの部分のみを薄く斜めに削ぎ落とします。 - そのままそっと網の上に乗せます。
全体に火が通るように裏返しながら焼きます。
※火力には十分注意です。強火だとあっという間に焦げてしまいます。 - 表面から水分がふつふつとしてきたら食べごろです。
網から下ろし、火傷に注意しながら手で割いて、カボスをサッと搾り少しだけ醤油をつけて口に運びましょう。
独特の香りと、みずみずしいシャキッとした歯ごたえ、鼻を抜けるカボスの香り、もう絶品です!!!!
一年のうちの秋の少しの間だけしかお目にかかれない松茸。お高いからなかなか手が出せないですが、せっかく築地に来て、上質の松茸があって、外で炭火で堪能できる設備があるんですから、やってみなきゃもったいないです!
ぜひ、お試しください♪
おいしい松茸はどんな松茸?
決して安くない松茸。大奮発して買うからには失敗はしたくないですよね。
一番はお店のプロの方に一番おいしい松茸を聞くのが間違いないです。希望予算と、やりたい料理を伝えると最適の松茸を提案してくださいます。
そんな分けで、築地じゃないところで購入されるときの参考にしていただけたらと思います。
それでは・・・・・
おいしい松茸の選び方♪
・かさが開いてないもの(つぼみのようなもの)
カサの開き具合によって「コロ」→「つぼみ」→「中つぼみ」→「開き」と名称が変わります。
コロ→かさが開いていないまるっこいもの。未成熟な状態なので柔らかめで香りはやや少なめ。
つぼみ→かさの裏側の膜が切れていないもの。傘が膨らみかけ。つぼみは香りと味のバランスが最高です。
贈答品などに用いられ、一番高値がつきます。
中つぼみ→かさの裏側の膜がすこーし切れているもの。香りが豊かです。
開き→かさが完全に開いたものになります。香りは一番強いです。
かさが開いたものは香りも飛びやすいので、早めに使い切るのがおすすめです。
・軸が太くて短いもので弾力があるもの
軸が柔らかくてふかふかしているものは虫が食っている可能性があります。
軸が細く長いものは、成長しすぎたもので風味が強すぎることも。
・表面が乾燥しておらずさらっとしているもの
収穫から日がたったものは乾燥しカサカサになってしまします。日がたつとともに香りや味も落ちてしまうため、早めに食べてしますのがおすすめです。
・カサや根元に小さな穴が無いもの。
小さい穴がポコポコ開いていたら、虫が味見している可能性大です。
ご参考にされてください。
外国産もご検討ください!
さすがに国産は高すぎる・・・・・
という方!最近は外国産だって種類がたくさんあります!
国産に最も近いといわれているのは韓国産の松茸。
海外産の中では高い方にはなってしまいますが、割安で国産に近いものを楽しめます。
流通数が多く安価なものは中国産。
輸入での関係上一度洗浄されてからの輸入となるため、香りは少な目で食感も柔らかめになっているそうです。また、香りが落ちることから、後付けで香りだけつけているものもあるそうなので、注意は必要です。
見た目は松茸感少な目ですが、食べ応え重視だとアメリカ産やカナダ産。
国産のものとは種類が異なるため、見た目は寸胴で白く大きいものになっています。
ですが、風味は国産のものとほとんど変わらないそうですので、てんぷらや炊き込みご飯など、国産ではなかなかできないような贅沢使いをするのにおすすめです。
また、最近注目されている外国産の松茸が「ブータン産」らしいです。
国産に最も近い品質で、韓国産の半分くらいで購入で切るそうです。また標高が高いところで採取されるために、虫の心配も少ないのだそうです。
ブータン産は、バイヤーさんたちも注目している松茸らしく見つけたら即買いがおすすめです。
安くで国産と同じ品質のものが楽しめるなんて素敵ですね。
参考にされてください。
柳松茸は松茸なの?
柳松茸は松茸と名前がついてますが、松茸と似た匂いがすることからそのような名前がついたものになり、別名だと「ほうき茸」と呼ばれています。見た目は写真にあるようにブナシメジがみょーんと長くなったような見た目をしています。
きのこの分類的には、松茸とは全く別物のきのこになります。
松茸とは全くの別物にはなりますが、便秘解消や血行促進、骨粗鬆症の予防、糖尿病の予防など意外と栄養たっぷりなので、普通のおいしいきのことして食べてもいいですよね♪食感はシャキシャキとしているため、炒め物や炊き込みご飯に向いているそうです♪
しかしながら、日本以外の全世界から嫌われているわけではなく、韓国やブータンなど東アジアでは普通に食べられているそうですよ。
ちなみに、あの松茸特有のいい香りの成分は「マツタケオール」や「ケイ皮酸メチル」というそうです。
成分の名前に「マツタケ」ってついてるってすごいですね!