殻ごと食らいつけ!有頭えびの炭火焼!

殻ごと食らいつけ!有頭えびの炭火焼!

海鮮BBQでなくても人気の焼きエビ!
おいしいから好きなんだけど、ちょっと殻剝くの面倒なんだよなぁ・・・・そう思う方多いと思います。
私も思います。誰かが剥いてくれたら喜んで食べるのになぁ…と。(笑)
かといって、殻を剝いてある物を買ってきてそのまま焼くとぱさぱさになってしまったり・・・・・。

しかしです。もっと簡単な方法で、もっとおいしい方法があると言ったらいかがでしょう・・・・・。
知りたいですよね・・・・。あるんです。
それは・・・・・殻ごと焼いて、殻ごと食べる!(笑)

極論!!と思われるかもしれませんが、この食べ方が一番おいしいエビの食べ方なのです!と言うのも、エビをはじめとする甲殻類は、その殻にこそ、旨味がふんだんに詰まってるんですよねっ!もちろん焼く過程で殻からダシが出て身に移るんですが、殻にはまだまだたっぷりの美味しい旨味が残ってますので、築地流は殻ごとパクリっ!で決まりです(^_−)−☆

では、ご覧ください♪

殻付きエビの焼き方♪

必要なもの
・エビ(車エビ、ブラックタイガー、シャコ)
・塩(好みで醤油やレモン)
・竹串

作り方

  1. 新鮮なエビを準備します。
  2. エビの下処理をします。 下処理なしでそのまま網に乗せて塩をふぁっとかけて焼くだけでも十分おいしいですが、背ワタは取り除きましょう♪
  3. 買ってきたエビを水ですすぎ(おがくずの中に入れて売ってある場合もあるので)、水気を拭き取ります。
  4. 背ワタを取り除きます。
    殻付きのエビの背中を丸めた状態で持ち、頭から数えて2.3個目の節の部分から竹串を刺します。
    きゅっと丸めた状態で持った時に、黒い筋が透けて見えると思います。それが「背ワタ」です。
    そのままの持ち方で背ワタを竹串ですくい、すくった背ワタと竹串を親指で押さえ背ワタが途中で千切れないようにゆっくりと引き出します。 する~っと抜けたら気持ちいですよ(笑)ある程度出てきたら、竹串を外し指でつまんで引き出して完了です。途中で切れちゃっても大丈夫!切れちゃった部分から同じように取り出せば問題ないです★
  5. 背ワタを取り除いたら、エビに塩を振りかけ網の上に置きます。
    エビは火が通るのが早いため、火力の強い部分に置かないことがポイントです♪
  6. 網の上に置いたまま放置せずに両面に同様に焦げ目がつくように焼きましょう。
    尻尾やヒゲにこんがりと焦げ目がついて、香ばしいいい香りがしてきたら食べごろです♪
  7. そのまま塩味で食べるのもよし。お好みでレモンをかけたり醤油で食べても絶品です★
    濃厚なミソが詰まった頭ごと殻ごとガブっっとかぶりついて下さい!
    頭や尻尾の先などは尖った部分がありますので、くれぐれも気を付けて食べてくださいね!

背ワタって実際何?

「背ワタを取り除きます」とよく聞きますが、何なの?あると何がよくないの?と思いますよね。
背ワタの部分は、エビの背中にある黒い筋のようなものです。人間でいうとこの腸の部分になります。
腸の部分には砂が入っていることもあり、取り除かないままだと口に入れたときに「ジャリッ」と嫌な食感や生臭さの原因となります。
せっかくおいしいエビを買ってきたのに、背ワタのせいで嫌な気持になりながら食べることになるのはもったいないのでちょこーっと手間ですが、この工程は乗り切りましょう♪

串うちでまっすぐに!

水気を拭き取り、背ワタを取るとことまでは同じですが、エビをまっすぐ焼くためのひと手間。
竹串等を利用してまっすぐにする方法♪
しっぽの付け根の部分から竹串を刺します。
尾びれの三角になっている部分の下から竹串を刺しこみ、エビを縦に握りそのまままっすぐ刺します。

そして、竹串を刺したままで焼いちゃいます。

焼きあがった後、竹串を刺したまま皮を剥いてペロペロキャンディーみたいに食べるのもありですが、串を抜きたい場合はくるくると串を回しながら外すと簡単に外れます♪

お試しあれ(^^♪

そもそもなんで丸まってしまうの?
エビのお腹側には強い筋肉があり、その筋肉が加熱をすることでぎゅーーっと縮むことであのように丸まってしまうそうです。
そのため、この強い筋を切っちゃえば丸まることはなく、お店と同じようなまっすぐなエビができるということです。

といっても、やはりコツがあるようで。。。
殻をむいたエビのお腹側に5か所ほど節に対して斜めに4-5mmの切り込みを入れ、両側面にも同様に切り込みを入れます。
そして、しっぽと頭側を握り、身を引っ張ります。お腹側に切り込みだけの場合よりも身が長くなり大きなエビを食べた感も増します(笑)エビフライやエビ天を作るときにやってみてください♪

*Point*
築地のエビはとにかく活きがいいです!たまに築地のお店で買ってきたエビをそのまま網の上に乗せているお客様がいらっしゃいます。活きのいいエビをそのまま乗せたらどうなるか・・・・お分かりですよね?(笑)
飛び跳ねてコンロから脱走します。それはもう四方八方に。慌ててアルミプレートで蓋をして、暴れまわるエビに苦戦してるお客様をよくお見かけいたします。そこで!そうならないために、ワンポイントアドバイス★お店の方に〆てもらいましょう!購入の際に、「この後このエビBBQで焼こうと思ってます!」と伝えると、お店の方が手際よく〆てくれますよ♪築地ならでわですね★〆られたエビを使うと、鮮度抜群のまま安心してBBQがお楽しみいただけます。ぜひ、ご参考にされてください。